MS11-029:GDI+ のリモートコード実行可能な脆弱性(2489979)

high Nessus プラグイン ID 53386

概要

Microsoft の GDI+ サブシステムを使用して、リモート Windows ホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモート Windows ホストにインストールされているバージョンの Microsoft の GDI+ サブシステムには、GDI+ が整数計算を処理する方法による整数オーバーフローがあります。

攻撃者が、影響を受けるシステムのユーザーを騙して、特別に細工された EMF イメージファイルを開かせることができる場合、この問題を悪用して、そのユーザーの権限範囲で任意のコードを実行する可能性があります。

ソリューション

Microsoft は、Windows XP、2003、Vista、2008 用の一連のパッチをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2011/ms11-029

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 53386

ファイル名: smb_nt_ms11-029.nasl

バージョン: 1.25

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2011/4/13

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 8.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2011/4/12

脆弱性公開日: 2011/4/12

参照情報

CVE: CVE-2011-0041

BID: 47250

MSFT: MS11-029

MSKB: 2412687, 2509461