MS11-031:JScript および VBScript スクリプトエンジンのリモートコード実行可能な脆弱性(2514666)

high Nessus プラグイン ID 53388

概要

インストールされている JScript および VBScript スクリプトエンジンを介して、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

インストールされている JScript および VBScript スクリプティングエンジンのバージョンに、整数オーバーフロー脆弱性が含まれており、スクリプティングエンジンが Web ページにあるスクリプトを処理し、そのスクリプトをデコードする際にメモリを再割当てしようとするときに、発生する可能性があります。

攻撃者が影響を受けるシステム上のユーザーを騙して、悪意のある Web サイトを訪問させる場合、この問題を利用して、そのユーザーの権限で任意のコードを実行する可能性があります。

ソリューション

Microsoft は、Windows XP、2003、Vista、2008、7、2008 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2011/ms11-031

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 53388

ファイル名: smb_nt_ms11-031.nasl

バージョン: 1.18

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2011/4/13

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

Base Score: 9.3

Temporal Score: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2011/4/12

脆弱性公開日: 2011/4/12

参照情報

CVE: CVE-2011-0663

BID: 47249

MSFT: MS11-031

MSKB: 2510531, 2510581, 2510587