MS11-035:WINS のリモートコード実行可能な脆弱性(2524426)

high Nessus プラグイン ID 53858

概要

Microsoft Windows Internet Name Service(WINS)を使用してリモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモート Windows ホストにインストールされているバージョンの WINS(Windows Internet Name Service)は、ソケット送信の例外を処理するときの論理エラーにより、メモリ破損脆弱性の影響を受けます。

特別に作り上げられたパケットを影響を受けている WINS システムに送信することで、リモートの攻撃者はこの問題を悪用して、Windows 2003 でのシステムまたは Windows 2008 / 2008 R2 でのローカルサービスとして任意のコードを実行できる可能性があります。

影響を受けているどの OS でも、WINS はデフォルトではインストールされていませんが、Nessus はこのホストに WINS がインストールされていると判断していることに、注意してください。

ソリューション

Microsoft は、Windows 2003、2008、2008 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://www.zerodayinitiative.com/advisories/ZDI-11-167/

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2011/ms11-035

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 53858

ファイル名: smb_nt_ms11-035.nasl

バージョン: 1.17

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2011/5/10

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 7.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2011/5/10

脆弱性公開日: 2011/5/10

エクスプロイト可能

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2011-1248

BID: 47730

MSFT: MS11-035

MSKB: 2524426