Debian DSA-2277-1:xml-security-c - スタックベースのバッファオーバーフロー

medium Nessus プラグイン ID 55555

概要

リモートのDebianホストにセキュリティ関連の更新プログラムがありません。

説明

XML デジタル署名および暗号化の仕様の実装である xml-security-c が、8192 またはそれ以上のビットの命令で RSA 鍵のサイズを適切に処理しないことが判明しました。これによって攻撃者が、この機能を使用して、アプリケーションをクラッシュさせたり、アプリケーションを騙して十分な長さの RSA キーで作成した書名の検証をさせることで、任意のコードを実行させる可能性があります。

ソリューション

xml-security-c パッケージをアップグレードしてください。

旧安定版(oldstable)ディストリビューション(lenny)では、この問題はバージョン1.4.0-3+lenny3で修正されました。

安定版(stable)ディストリビューション(squeeze)では、この問題はバージョン1.5.1-3+squeeze1で修正されました。

参考資料

https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=632973

https://packages.debian.org/source/squeeze/xml-security-c

https://www.debian.org/security/2011/dsa-2277

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 55555

ファイル名: debian_DSA-2277.nasl

バージョン: 1.12

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2011/7/12

更新日: 2021/1/4

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.4

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:xml-security-c, cpe:/o:debian:debian_linux:5.0, cpe:/o:debian:debian_linux:6.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2011/7/10

参照情報

CVE: CVE-2011-2516

BID: 48611

DSA: 2277