MS11-064:TCP/IP スタックのサービス拒否可能な脆弱性(2563894)

high Nessus プラグイン ID 55794

概要

リモート Windows ホストは、サービス拒否攻撃を受けやすくなっています。

説明

リモート Windows ホストで使用中の TCP/IP スタックは、以下のサービス拒否の脆弱性の影響を受ける可能性があります:

- 特別に細工されたICMPメッセージのシーケンスを送信することで、認証を受けていないリモートの攻撃者が、影響を受けるホストの応答を停止させ、自動的に再起動させる可能性があります。(CVE-2011-1871)

- 影響を受けるホストがWebコンテンツを提供し、URLベースのQoS(Quality of Service)を有効にしている場合、特別に細工されたURLが含まれるリクエストを送信することで、認証されていないリモートの攻撃者が当該のホストの応答を停止させ、自動的に再起動させる可能性があります。(CVE-2011-1965)

ソリューション

MicrosoftはWindows Vista、2008、7、2008 R2用の一連のパッチをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2011/ms11-064

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 55794

ファイル名: smb_nt_ms11-064.nasl

バージョン: 1.15

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2011/8/9

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.8

現状値: 6.4

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2011/8/9

脆弱性公開日: 2011/8/9

エクスプロイト可能

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2011-1871, CVE-2011-1965

BID: 48987, 48990

MSFT: MS11-064

MSKB: 2563894