MS11-070: WINS の権限昇格可能な脆弱性(2571621)

high Nessus プラグイン ID 56173

概要

Microsoft Windows Internet Name Service(WINS)を使用してリモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモート Windows ホストにインストールされているバージョンの WINS(Windows Internet Name Service)は、権限昇格の脆弱性の影響を受けます。

特別に細工されたパケットを影響を受ける WINS システムのループバックインターフェイスに送信することで、ローカルの攻撃者がこの問題を悪用して、任意のコードを実行し、システムを完全にコントロールする可能性があります。

影響を受けているどの OS でも、WINS はデフォルトではインストールされていませんが、Nessus はこのホストに WINS がインストールされていると判断していることに、注意してください。

ソリューション

Microsoft は、Windows 2003、2008、2008 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://www.nessus.org/u?1e9b1a73

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 56173

ファイル名: smb_nt_ms11-070.nasl

バージョン: 1.17

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2011/9/14

更新日: 2020/8/5

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.2

現状値: 6

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2011-1984

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:wins, cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2011/9/13

脆弱性公開日: 2011/9/13

エクスプロイト可能

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2011-1984

BID: 49515

IAVA: 2011-A-0126-S

MSFT: MS11-070

MSKB: 2571621