MS11-073:Microsoft Office のリモートコードの実行可能な脆弱性(2587634)

high Nessus プラグイン ID 56176

概要

Microsoft Office を使用して、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモートの Windows ホストで実行中の Microsoft Office のバージョンは、次の 2 つの脆弱性による影響を受ける可能性があります:

- Office File Validation Add-in がインストールされていない場合、アプリケーションは、.doc、.xls、または .ppt の Office バイナリ形式を使用しているドキュメントを開く際に、外部ライブラリをロードするために使用するパスを無防備に制限しています。これは任意のコード実行につながる可能性があります。
(CVE-2011-1980)

- アプリケーションは、Wordドキュメントを開く際に、初期化されていないオブジェクトポインターを使用する場合があるため、任意のコードの実行を引き起こす可能性があります。(CVE-2011-1982)

ソリューション

Microsoft は、Office 2003、2007、2010.用の一連のパッチをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2011/ms11-073

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 56176

ファイル名: smb_nt_ms11-073.nasl

バージョン: 1.26

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2011/9/14

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 8.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:office

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2011/9/13

脆弱性公開日: 2011/9/13

エクスプロイト可能

Core Impact

Elliot (Mantisbt < 1.2.8 LFI)

ExploitHub (EH-11-494)

参照情報

CVE: CVE-2011-1980, CVE-2011-1982

BID: 49513, 49519

CERT: 909022

MSFT: MS11-073

MSKB: 2584052, 2584063, 2584066