MS11-077:Windows カーネルモードドライバの脆弱性により、リモートコードを実行できることがあります(2567053)

high Nessus プラグイン ID 56451

概要

リモートの Windows カーネルは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートホストは、以下の脆弱性の影響を受ける Windows カーネルで実行されています:

- 権限昇格を可能にする可能性があるNULLポインターデリファレンス。(CVE-2011-1985)

- 特別に細工されたTrueTypeフォントファイルの処理によって引き起こされるDoS。(CVE-2011-2002)

- ユーザーを騙して特別に細工された .fon フォントファイルを開かせることでトリガーされるコード実行の脆弱性。
(CVE-2011-2003)

- 権限昇格を可能にする可能性があるメモリ解放後使用(Use After Free)の脆弱性。(CVE-2011-2011)

ソリューション

Microsoft は、Windows XP、2003、Vista、2008、7、2008 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

http://www.nessus.org/u?8bf88467

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2011/ms11-077

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 56451

ファイル名: smb_nt_ms11-077.nasl

バージョン: 1.25

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2011/10/11

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 8.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2011/10/11

脆弱性公開日: 2011/10/11

エクスプロイト可能

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2011-1985, CVE-2011-2002, CVE-2011-2003, CVE-2011-2011

BID: 49968, 49973, 49975, 49981

CERT: 619281

MSFT: MS11-077

MSKB: 2567053