Mandriva Linux セキュリティアドバイザリ：tomcat5（MDVSA-2011: 156）
high Nessus プラグイン ID 56551
Language:
概要
リモート Mandriva Linux ホストには、1 つ以上のセキュリティ更新がありません。説明
tomcat 5.5.x に複数の脆弱性が発見され、修正されました：tomcat での HTTP DIGEST 認証の実装が、いくつかの弱点を持つことが判明しました（CVE-2011-1184）。
Apache Tomcat は、MemoryUserDatabase 使用時、JMX ユーザーを作成する時にエラー遭遇するとパスワードを含むログエントリを作成します。これにより、ローカルユーザーが、ログファイルを読み取ることで機密情報を取得する可能性があります（CVE-2011-2204）。
sendfile が HTTP APR または HTTP NIO コネクタに対して有効であれば、Apache Tomcat は、特定のリクエスト属性を検証しません。これにより、ローカルのユーザーが意図しているファイルアクセス制限がバイパスされたり、信頼されていない Web アプリケーションを利用してサービス拒否（無限ループまたは JVM クラッシュ）が引き起こされる可能性があります（CVE-2011-2526）。
Apache Tomcat の特定の AJP プロトコルコネクタの実装により、リモートの攻撃者が、コネクタにリクエスト本体を新しいリクエストと解釈させることで、AJP リクエストを偽装し、認証をバイパスし、機密情報を取得することが可能です（CVE-2011-3190）。
更新パッケージには、これらの問題を修正するため、パッチが適用されています。
ソリューション
影響を受けるパッケージを更新してください。参考資料
プラグインの詳細
深刻度: High
ID: 56551
ファイル名: mandriva_MDVSA-2011-156.nasl
バージョン: 1.13
タイプ: local
公開日: 2011/10/19
更新日: 2021/1/6
サポートされているセンサー: Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 5.8
CVSS v2
リスクファクター: High
基本値: 7.5
現状値: 5.5
ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P
脆弱性情報
CPE: p-cpe:/a:mandriva:linux:tomcat5, p-cpe:/a:mandriva:linux:tomcat5-admin-webapps, p-cpe:/a:mandriva:linux:tomcat5-common-lib, p-cpe:/a:mandriva:linux:tomcat5-jasper, p-cpe:/a:mandriva:linux:tomcat5-jasper-eclipse, p-cpe:/a:mandriva:linux:tomcat5-jasper-javadoc, p-cpe:/a:mandriva:linux:tomcat5-jsp-2.0-api, p-cpe:/a:mandriva:linux:tomcat5-jsp-2.0-api-javadoc, p-cpe:/a:mandriva:linux:tomcat5-server-lib, p-cpe:/a:mandriva:linux:tomcat5-servlet-2.4-api, p-cpe:/a:mandriva:linux:tomcat5-servlet-2.4-api-javadoc, p-cpe:/a:mandriva:linux:tomcat5-webapps, cpe:/o:mandriva:linux:2010.1
必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/cpu, Host/Mandrake/release, Host/Mandrake/rpm-list
エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available
パッチ公開日: 2011/10/18
参照情報
CVE: CVE-2011-1184, CVE-2011-2204, CVE-2011-2526, CVE-2011-3190
BID: 48456, 48667, 49353, 49762
MDVSA: 2011:156