tomcat 5.5.x に複数の脆弱性が発見され、修正されました：

tomcat での HTTP DIGEST 認証の実装が、いくつかの弱点を持つことが判明しました（CVE-2011-1184）。

Apache Tomcat は、MemoryUserDatabase 使用時、JMX ユーザーを作成する時にエラー遭遇するとパスワードを含むログエントリを作成します。これにより、ローカルユーザーが、ログファイルを読み取ることで機密情報を取得する可能性があります（CVE-2011-2204）。

sendfile が HTTP APR または HTTP NIO コネクタに対して有効であれば、Apache Tomcat は、特定のリクエスト属性を検証しません。これにより、ローカルのユーザーが意図しているファイルアクセス制限がバイパスされたり、信頼されていない Web アプリケーションを利用してサービス拒否（無限ループまたは JVM クラッシュ）が引き起こされる可能性があります（CVE-2011-2526）。

Apache Tomcat の特定の AJP プロトコルコネクタの実装により、リモートの攻撃者が、コネクタにリクエスト本体を新しいリクエストと解釈させることで、AJP リクエストを偽装し、認証をバイパスし、機密情報を取得することが可能です（CVE-2011-3190）。

更新パッケージには、これらの問題を修正するため、パッチが適用されています。

検出

Mandriva Linux セキュリティアドバイザリ：tomcat5（MDVSA-2011: 156）

high Nessus プラグイン ID 56551

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