MS11-087:Windows カーネルモードドライバーのリモートコード実行可能な脆弱性(2639417)

high Nessus プラグイン ID 57273

概要

リモート Windows カーネルが、リモートコード実行の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートホストが、リモートコードの実行の脆弱性によって影響を受ける Windows カーネルのバージョンを実行しています。特別に細工された TrueType フォントが適切に処理されず、カーネルモードで任意のコードが実行される可能性があります。リモートの攻撃者がユーザーをトリックにかけて、特別に細工された TrueType フォントを表示するようにする(例えば Web またはメールを介して)ことにより、この脆弱性を悪用することがあります。

この脆弱性は、報告によれば、Duqu マルウェアにより野放しで悪用されています。

ソリューション

Microsoft は、Windows XP、2003、Vista、2008、7、2008 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://www.crysys.hu/

https://www.symantec.com/connect/w32_duqu_precursor_next_stuxnet

http://www.nessus.org/u?5829938d

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityAdvisories/2011/2639658

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2011/ms11-087

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 57273

ファイル名: smb_nt_ms11-087.nasl

バージョン: 1.24

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2011/12/13

更新日: 2025/10/6

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2011-3402

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

現状値: 8.4

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:H/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2011/12/13

脆弱性公開日: 2011/11/1

CISA の既知の悪用された脆弱性の期限日: 2025/10/27

エクスプロイト可能

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2011-3402

BID: 50462

CERT: 316553

MSFT: MS11-087

MSKB: 2639417