MS11-088:Microsoft Office IME(中国語)の権限昇格可能な脆弱性(2652016)

high Nessus プラグイン ID 57274

概要

リモートの Windows ホストにインストールされている Microsoft Office のバージョンに権限昇格の脆弱性があります。

説明

リモートホストにインストールされている Microsoft Office Input Method Editor(中国語)のバージョンに権限昇格の脆弱性があります。
ローカルの攻撃者はこれを悪用して、特定されない方法で MSPY IME ツールバーを利用することにより、カーネルモードで任意のコードを実行する可能性があります。

ソリューション

Microsoft は、Pinyin IME 2010、Office Pinyin SimpleFast Style 2010、および Office Pinyin New Experience Style 2010 用のパッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2011/ms11-088

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 57274

ファイル名: smb_nt_ms11-088.nasl

バージョン: 1.15

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2011/12/13

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.2

現状値: 5.3

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:pinyin_simple_fast_style, cpe:/a:microsoft:office

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2011/12/13

脆弱性公開日: 2011/12/13

参照情報

CVE: CVE-2011-2010

BID: 50950

IAVB: 2011-B-0146

MSFT: MS11-088

MSKB: 2596511, 2647540