MS11-091:Microsoft Publisher のリモートコード実行可能な脆弱性(2607702)

high Nessus プラグイン ID 57277

概要

リモートホストにインストールされているバージョンの Microsoft Office には複数の脆弱性があります。

説明

リモートホストにインストールされている Microsoft Office の Publisher コンポーネントは、複数の脆弱性による影響を受けます。

- このアプリケーションにより、メモリ内の関数ポインターが上書きされる可能性があります。(CVE-2011-1508)

- このアプリケーションにより、メモリ内の領域外配列にインデックスがつけられる可能性があります。(CVE-2011-3410)

- アプリケーションには、無効なポインターの脆弱性があります。
(CVE-2011-3411)

- アプリケーションには、メモリ破損の脆弱性があります。
(CVE-2011-3412)

リモートの攻撃者が、これらを悪用して、ユーザーを騙して、特別に細工された Publisher ファイルを開かせることができた場合、リモートコードの実行が引き起こされる可能性があります。

ソリューション

Microsoft は、Microsoft Office 2003 および 2007 用のパッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2011/ms11-091

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 57277

ファイル名: smb_nt_ms11-091.nasl

バージョン: 1.19

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2011/12/13

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.2

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 7.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:office

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2011/12/13

脆弱性公開日: 2011/10/12

エクスプロイト可能

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2011-1508, CVE-2011-3410, CVE-2011-3411, CVE-2011-3412

BID: 50090, 50943, 50949, 50955

CERT: 361441

MSFT: MS11-091

MSKB: 2553084, 2596705