MS11-094:Microsoft PowerPoint のリモートコード実行可能な脆弱性(2639142)

high Nessus プラグイン ID 57280

概要

Microsoft PowerPoint を使用して、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモート Windows ホストに、複数の脆弱性の影響を受ける Microsoft PowerPoint のバージョンがあります:

- アプリケーションは、外部 DLL ファイルのロードで使用するパスを安全に制限していません。これは任意のコード実行につながる可能性があります。(CVE-2011-3396)

- アプリケーションは、特別に細工されたPowerPointファイルで無効なレコードを読み取る際に、メモリを破損させる可能性があります。(CVE-2011-3413)

リモートの攻撃者がユーザーを騙して、影響を受けるインストールを利用して悪意あるPowerPointファイルを開かせることができた場合、脆弱性によりそのユーザーの権限範囲で任意のコードが実行される可能性があります。

ソリューション

Microsoft は、PowerPoint 2007 および 2010、PowerPoint Viewer 2007、および Office Compatibility Pack 用のパッチのセットをリリースしています。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2011/ms11-094

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 57280

ファイル名: smb_nt_ms11-094.nasl

バージョン: 1.20

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2011/12/13

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.2

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:office, cpe:/a:microsoft:office_compatibility_pack, cpe:/a:microsoft:powerpoint, cpe:/a:microsoft:powerpoint_viewer

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2011/12/13

脆弱性公開日: 2011/12/13

参照情報

CVE: CVE-2011-3396, CVE-2011-3413

BID: 50964, 50967

IAVA: 2011-A-0166

MSFT: MS11-094

MSKB: 2553185, 2596764, 2596843, 2596912