MS12-001:Windows カーネルのセキュリティ機能バイパス可能な脆弱性(2644615)

high Nessus プラグイン ID 57469

概要

リモート Windows ホストには、特定のソフトウェアアプリケーションによって利用されるセキュリティ機能における欠陥があります。

説明

リモート Windows ホストでは、SafeSEH セキュリティ機能にバイパスの脆弱性が存在しています。これにより、攻撃者がその他の脆弱性を利用して、SafeSEH セキュリティ機能をバイパスすることや、任意のコードをリモートホストで実行する可能性があります。Microsoft Visual C++ .NET 2003 を使用してコンパイルされたソフトウェアアプリケーションのみが、この脆弱性を悪用するために使用される可能性があります。

ソリューション

Microsoft は、Windows XP、2003、Vista、2008、7、2008 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2012/ms12-001

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 57469

ファイル名: smb_nt_ms12-001.nasl

バージョン: 1.14

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2012/1/10

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/1/10

脆弱性公開日: 2012/1/10

参照情報

CVE: CVE-2012-0001

BID: 51296

IAVA: 2012-A-0003

MSFT: MS12-001

MSKB: 2644615