MS12-004:Windows Media のリモートコード実行可能な脆弱性(2636391)

high Nessus プラグイン ID 57472

概要

特別に細工されたメディアファイルを開くと、任意のコードが実行される可能性があります。

説明

リモートホストにインストールされている Windows Media のバージョンは、次のいずれかまたは両方の脆弱性による影響を受けます:

- Windows Media Player により使用される Winmm.dll ライブラリは、特別に細工された MIDI ファイルを適切に処理していません。
(CVE-2012-0003)

- DirectX の DirectShow コンポーネントは、特別に細工されたメディアファイルを適切に処理していません。(CVE-2012-0004)

攻撃者は、これらの問題を利用して、影響を受けるホストにいるユーザーを騙して、特別に細工された MIDI またはメディアファイルを開かせることで、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。

ソリューション

Microsoft は、Windows XP Media Center Edition 2005 および Windows Media Center TV Pack 2008 以外にも、Windows XP、2003、Vista、2008、7、および 2008 R2 用の一連のパッチをリリースしています。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2012/ms12-004

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 57472

ファイル名: smb_nt_ms12-004.nasl

バージョン: 1.22

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2012/1/10

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2012/1/10

脆弱性公開日: 2012/1/10

エクスプロイト可能

CANVAS (CANVAS)

Core Impact

Metasploit (MS12-004 midiOutPlayNextPolyEvent Heap Overflow)

参照情報

CVE: CVE-2012-0003, CVE-2012-0004

BID: 51292, 51295

IAVA: 2012-A-0005

MSFT: MS12-004

MSKB: 2598479, 2628259, 2628642, 2631813