Debian DSA-2377-1:cyrus-imapd-2.2 - NULL ポインターデリファレンス

medium Nessus プラグイン ID 57517

概要

リモート Debian ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

エンタープライズ環境での使用向けにデザインされた、高度にスケーラブルなメールシステムである cyrus-imapd は、クライアントが IMAP スレッド機能を使用すると、メールヘッダーを適切に解析しないことが判明しました。その結果、NULL ポインターが逆参照されるため、デーモンがクラッシュします。攻撃者は、細工された参照ヘッダーを含むメールを送信することでこれを発生させて、IMAP のサーバースレッド機能を使用するクライアントのメールにアクセスすることが可能です。

ソリューション

cyrus-imapd-2.2 パッケージをアップグレードしてください。

旧安定版(oldstable)ディストリビューション(lenny)では、この問題はバージョン 2.2.13-14+lenny6 で修正されています。

安定版(stable)ディストリビューション(squeeze)では、この問題はバージョン 2.2.13-19+squeeze3 で修正されています。

参考資料

https://packages.debian.org/source/squeeze/cyrus-imapd-2.2

https://www.debian.org/security/2012/dsa-2377

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 57517

ファイル名: debian_DSA-2377.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2012/1/12

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

現状値: 3.2

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:N/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:cyrus-imapd-2.2, cpe:/o:debian:debian_linux:5.0, cpe:/o:debian:debian_linux:6.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/1/1

参照情報

CVE: CVE-2011-3481

BID: 49659

DSA: 2377