MS12-016:.NET Framework および Microsoft Silverlight のリモートコード実行可能な脆弱性(2651026)

high Nessus プラグイン ID 57950

概要

リモート Windows ホストに .NET Framework をインストールすることにより、任意のコードが実行される可能性があります。

説明

報告によると、リモートホストにインストールされている .NET Framework のバージョンは以下の脆弱性の影響を受けます:

- .NET Framework および Silverlight は、管理されていないオブジェクトを適切に扱わず、このため悪意のある .NET Framework アプリケーションが安全でない方法でメモリにアクセスする可能性があります。(CVE-2012-0014)

- 悪意のある入力を処理する際に、.NET Framework がバッファの長さを適切に計算せず、ヒープの破損につながる可能性があります。(CVE-2012-0015)

ユーザーを騙して、XAML Browser Applications(XBAP)または Silverlight アプリケーションを実行できる Web ブラウザを使用して、特別に細工された Web ページを閲覧させることができる場合、攻撃者がこれらの脆弱性を利用して、影響を受けるシステムで任意のコードを実行する可能性があります。

ソリューション

Microsoft は、.NET Framework 2.0、3.5.1、4、および Silverlight 4 用の一連のパッチをリリースしています。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2012/ms12-016

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 57950

ファイル名: smb_nt_ms12-016.nasl

バージョン: 1.18

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2012/2/14

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 8.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:silverlight, cpe:/a:microsoft:.net_framework

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2012/2/14

脆弱性公開日: 2012/2/14

参照情報

CVE: CVE-2012-0014, CVE-2012-0015

BID: 51938, 51940