GLSA-201202-09:libxml2:ユーザー支援による任意のコードの実行

high Nessus プラグイン ID 58175

概要

リモートの Gentoo ホストでは、セキュリティに関連するパッチが少なくとも 1 つ不足しています。

説明

リモートホストが GLSA-201202-09 で説明されている脆弱性(libxml2:ユーザーの支援を受けた任意のコードの実行)の影響を受けます

parser.c「xmlStringLenDecodeEntities()」関数に、ヒープベースのバッファオーバーフローを引き起こす可能性がある境界エラーがあります。
影響:

リモートの攻撃者がユーザーを誘導して、特別に細工された XML ファイルを、libxml2 にリンクされたアプリケーションで開かせることで、アプリケーションを実行しているユーザーの権限で任意のコードを実行したり、サービス拒否を引き起こしたりする可能性があります。
回避策:

現時点で、既知の回避策はありません。

ソリューション

libxml2 の全ユーザーは、最新バージョンへアップグレードする必要があります:
# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=dev-libs/libxml2-2.7.8-r4' このライブラリが依存しているパッケージを再コンパイルする必要があるかもしれません。revdep-rebuild などのツールは、これらのパッケージの一部を特定するのに役立つ場合があります。

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201202-09

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 58175

ファイル名: gentoo_GLSA-201202-09.nasl

バージョン: 1.11

タイプ: local

公開日: 2012/3/1

更新日: 2021/1/6

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 5.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:libxml2, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/2/29

参照情報

CVE: CVE-2011-3919

BID: 51300

GLSA: 201202-09