GLSA-201203-17:HPLIP:複数の脆弱性

high Nessus プラグイン ID 58382

概要

リモートの Gentoo ホストでは、セキュリティに関連するパッチが少なくとも 1 つ不足しています。

説明

リモートホストは、GLSA-201203-17 で説明されている脆弱性の影響を受けます(HPLIP:複数の脆弱性)

2 つの脆弱性が HPLIP に見つかりました:
pml.c の「hpmud_get_pml()」関数に境界エラーが含まれており、これにより、スタックベースのバッファオーバーフローが引き起こされる可能性があります(CVE-2010-4267)。
hpcupsfax.cpp の「send_data_to_stdout()」関数は、安全でない一時ファイルを作成します(CVE-2011-2722)。
影響:

リモートの攻撃者が特別に細工された SNMP 応答を送信して、任意のコードを実行したり、サービス拒否状態を引き起こしたりする可能性があります。さらに、ローカルの攻撃者がシンボリックリンク攻撃を行って、任意のファイルを上書きする可能性があります。
回避策:

現時点で、既知の回避策はありません。

ソリューション

HPLIP の全ユーザーは、最新バージョンへアップグレードする必要があります:
emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=net-print/hplip-3.11.10'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201203-17

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 58382

ファイル名: gentoo_GLSA-201203-17.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: local

公開日: 2012/3/19

更新日: 2021/1/6

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 5.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:hplip, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/3/16

参照情報

CVE: CVE-2010-4267, CVE-2011-2722

BID: 45833, 48892

GLSA: 201203-17