MS12-025:.NET Framework のリモートコード実行可能な脆弱性(2671605)

high Nessus プラグイン ID 58657

概要

リモート Windows ホストに .NET Framework をインストールすることにより、任意のコードが実行される可能性があります。

説明

リモートホストにインストールされている .NET Framework のバージョンは、.NET Framework がデータを関数に渡す際にパラメーターを検証する方法が原因となり、コード実行の脆弱性に影響を受けることが報告されています。

攻撃者はこれらの脆弱性を利用してユーザーを騙し、特別に細工された Web ページを、XAML Browser Applications(XBAP)を実行できる Web ブラウザを使用して閲覧させることができる場合、影響を受けるシステムで任意のコードを実行する可能性があります。また、この脆弱性は、特別に細工された ASP.NET ページを IIS 実行中のサーバーシステムにアップロードしてからそのページを実行することにより、悪用できる可能性があります。

ソリューション

Microsoft は、.NET Framework 1.0、1.1、2.0、3.5.1、および 4 用の一連のパッチをリリースしています。

参考資料

https://www.akitasecurity.nl/advisory.html?id=AK20110801

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2012/ms12-025

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 58657

ファイル名: smb_nt_ms12-025.nasl

バージョン: 1.24

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2012/4/11

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 8.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:.net_framework

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2012/4/10

脆弱性公開日: 2012/4/10

参照情報

CVE: CVE-2012-0163

BID: 52921, 53204