Debian DSA-2449-1:sqlalchemy - 入力サニタイジングの欠落

high Nessus プラグイン ID 58728

概要

リモート Debian ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

SQL ツールキットで Python のオブジェクトリレーショナルマッパーである SQLAlchemy が、select() に対する limit/offset キーワードに渡される入力や、select.limit()/offset() に渡される値をサニタイズしないこと判明されました。これにより、攻撃者が独自のフィルタリングを実装しない SQLAlchemy を使用しているアプリケーションに対して SQL インジェクション攻撃を実行することが可能です。

ソリューション

sqlalchemy パッケージをアップグレードしてください。

安定版(stable)ディストリビューション(squeeze)では、この問題はバージョン 0.6.3-3+squeeze1 で修正されています。

参考資料

https://packages.debian.org/source/squeeze/sqlalchemy

https://www.debian.org/security/2012/dsa-2449

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 58728

ファイル名: debian_DSA-2449.nasl

バージョン: 1.11

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2012/4/13

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 5.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:sqlalchemy, cpe:/o:debian:debian_linux:6.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/4/12

参照情報

CVE: CVE-2012-0805

BID: 52330

DSA: 2449