MS12-032:TCP/IP の権限昇格可能な脆弱性(2688338)

medium Nessus プラグイン ID 59040

概要

リモート Windows ホストには、複数の権限昇格の脆弱性があります。

説明

リモート Windows ホストは、次の複数の権限昇格の脆弱性による影響を受けます:

- アウトバンドブロードキャストパケットが処理される方法で欠陥を攻撃者が利用し、Windows Firewall の多層防御メカニズムがバイパスされる可能性があります。(CVE-2012-0174)

- TCP/IP スタックは、権限昇格の脆弱性に対して脆弱です。これは、Windows TCP/IP スタックが IPv6 アドレスのバインディングを適切に処理できなかったときに発生します。この脆弱性の悪用に成功すると、攻撃者が管理者権限で任意のコードを実行できる可能性があります。
(CVE-2012-0179)

ソリューション

MicrosoftはWindows Vista、2008、7、2008 R2用の一連のパッチをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2012/ms12-032

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 59040

ファイル名: smb_nt_ms12-032.nasl

バージョン: 1.13

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2012/5/9

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.8

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.9

現状値: 5.1

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/5/8

脆弱性公開日: 2012/5/8

参照情報

CVE: CVE-2012-0174, CVE-2012-0179

BID: 53349, 53352

MSFT: MS12-032

MSKB: 2688338