MS12-036:リモートデスクトップのリモートコード実行可能な脆弱性(2685939)

high Nessus プラグイン ID 59454

概要

リモート Windows ホストにより、任意のコードを実行をできることがあります。

説明

リモート Windows ホストのリモートデスクトッププロトコル(RDP)実装に、任意のリモートコード実行の脆弱性があります。この脆弱性は、不適切に初期化されたか削除されたメモリ内のオブジェクトに、RDP がアクセスする方法が原因です。

影響を受けるシステムで RDP が有効になっている場合、認証されていないリモートの攻撃者が、この脆弱性を利用して、特別に細工された RDP パケットをシステムに連続して送信することにより、システムに任意のコードを実行させる可能性があります。

リモートデスクトッププロトコルは、デフォルトでは有効でないことに、注意してください。

ソリューション

Microsoft は、Windows XP、2003、Vista、2008、7、2008 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2012/ms12-036

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 59454

ファイル名: smb_nt_ms12-036.nasl

バージョン: 1.11

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2012/6/13

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: High

Base Score: 9.3

Temporal Score: 7.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2012/6/12

脆弱性公開日: 2012/6/12

エクスプロイト可能

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2012-0173

BID: 53826

IAVA: 2012-A-0092

MSFT: MS12-036

MSKB: 2685939