MS12-042:Windows カーネルの権限昇格可能な脆弱性(2711167)

high Nessus プラグイン ID 59460

概要

Windows カーネルは、権限昇格を引き起こす可能性がある複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートホストは、複数の権限昇格の脆弱性の影響を受ける Windows カーネルのバージョンを実行しています。

- カーネルモードで任意のコード実行に悪用される可能性があるシステムリクエストを Windows User Mode Scheduler が処理する方法で脆弱性が存在します。
(CVE-2012-0217)

- カーネルモードで任意のコード実行に悪用される可能性がある BIOS メモリを Windows が処理する方法で脆弱性が存在します。(CVE-2012-1515)

ソリューション

Microsoft は、Windows XP および 2003 の 32 ビットバージョン、Windows 7 および Server 2008 R2 の 64 ビットバージョンの一連のパッチをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2012/ms12-042

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 59460

ファイル名: smb_nt_ms12-042.nasl

バージョン: 1.26

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2012/6/13

更新日: 2019/12/4

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.8

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 8.3

現状値: 7.2

ベクトル: CVSS2#AV:A/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2012-1515

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2012/6/12

脆弱性公開日: 2012/6/12

エクスプロイト可能

CANVAS (CANVAS)

Core Impact

Metasploit (FreeBSD Intel SYSRET Privilege Escalation)

参照情報

CVE: CVE-2012-0217, CVE-2012-1515

BID: 52820, 53856

MSFT: MS12-042

MSKB: 2707511, 2709715