GLSA-201206-02:QtGui:ユーザーの支援を受けた任意のコードの実行

high Nessus プラグイン ID 59630

概要

リモートの Gentoo ホストでは、セキュリティに関連するパッチが少なくとも 1 つ不足しています。

説明

リモートホストは GLSA-201206-02 で説明されている脆弱性による影響を受けます(QtGui:ユーザーの支援を受けた任意のコードの実行)

qtiffhandler.cpp のエラーにより、バッファオーバーフローが引き起こされる可能性があります。
影響:

リモートの攻撃者がユーザーを誘導して、特別に細工された TIFF 画像を、QtGui にリンクされたアプリケーションで開かせることで、プロセスの権限で任意のコードを実行したり、サービス拒否状態を引き起こしたりする可能性があります。
回避策:

現時点で、既知の回避策はありません。

ソリューション

QtGui の全ユーザーは、最新バージョンへアップグレードする必要があります:
# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=x11-libs/qt-gui-4.7.4-r1' このライブラリに依存するパッケージの再コンパイルが必要になる可能性があります。revdep-rebuild などのツールは、これらのパッケージの一部を特定するのに役立つ場合があります。

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201206-02

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 59630

ファイル名: gentoo_GLSA-201206-02.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: local

公開日: 2012/6/21

更新日: 2021/1/6

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:qt-gui, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

パッチ公開日: 2012/6/3

参照情報

CVE: CVE-2011-3194

GLSA: 201206-02