GLSA-201206-07:nginx:ユーザー支援による任意のコードの実行

medium Nessus プラグイン ID 59645

概要

リモートの Gentoo ホストでは、セキュリティに関連するパッチが少なくとも 1 つ不足しています。

説明

リモートホストは、GLSA-201206-07 で説明されている脆弱性の影響を受けます(nginx:ユーザー支援による任意のコードの実行)

ngx_http_mp4_module.c のエラーにより、バッファオーバーフローが引き起こされる可能性があります。
注:nginx は、この脆弱性の影響を受けるため、USE='nginx_modules_http_mp4’ を伴っている必要がありました。
影響:

リモートの攻撃者がユーザーを誘導して、nginx サーバー上の特別に細工された MP4 ファイルを配置させることにより、プロセスの権限で任意のコードを実行したり、サービス拒否状態を引き起こしたりする可能性があります。
回避策:

現時点で、既知の回避策はありません。

ソリューション

nginx の全ユーザーは、最新バージョンへアップグレードする必要があります:
# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=www-servers/nginx-1.0.15'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201206-07

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 59645

ファイル名: gentoo_GLSA-201206-07.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: local

公開日: 2012/6/22

更新日: 2021/1/6

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.4

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5.1

現状値: 3.8

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:H/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:nginx, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/6/21

参照情報

CVE: CVE-2012-2089

BID: 52999

GLSA: 201206-07