GLSA-201207-02:libxml2:ユーザー支援による任意のコードの実行

medium Nessus プラグイン ID 59894

概要

リモートの Gentoo ホストでは、セキュリティに関連するパッチが少なくとも 1 つ不足しています。

説明

リモートホストが GLSA-201207-02 で説明されている脆弱性(libxml2:ユーザーの支援を受けた任意のコードの実行)の影響を受けます

xpointer.c の「xmlXPtrEvalXPtrPart()」関数には、off-by-one エラーが含まれています。
影響:

リモートの攻撃者がユーザーまたは自動システムを誘導して、libxml2 を使用するアプリケーションで、特別に細工された XML ドキュメントを開かせることで、任意のコードを実行したり、サービス拒否状態を引き起こしたりする可能性があります。
回避策:

現時点で、既知の回避策はありません。

ソリューション

libxml2 の全ユーザーは、最新バージョンへアップグレードする必要があります:
# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=dev-libs/libxml2-2.8.0_rc1'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201207-02

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 59894

ファイル名: gentoo_GLSA-201207-02.nasl

バージョン: 1.12

タイプ: local

公開日: 2012/7/10

更新日: 2021/1/6

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:libxml2, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/7/9

参照情報

CVE: CVE-2011-3102

BID: 53540

GLSA: 201207-02