GLSA-201207-04:X.Org X Server:権限昇格

critical Nessus プラグイン ID 59896

概要

リモートの Gentoo ホストでは、セキュリティに関連するパッチが少なくとも 1 つ不足しています。

説明

リモートホストは、GLSA-201207-04(X.Org X Server:権限昇格)で説明されている脆弱性の影響を受けます

log.c の「LogVHdrMessageVerb()」関数に、書式文字列の脆弱性があります。
注:X.Org X サーバーは、デフォルトで「-D_FORTIFY_SOURCE=2」で構築されているため、Gentoo ではこの脆弱性の影響は減少します。
影響:

ローカルの攻撃者が、昇格された権限を取得したり、サービス拒否状態を引き起こしたりする可能性があります。
回避策:

現時点で、既知の回避策はありません。

ソリューション

X.Org X Server 1.11.x の全ユーザーは、最新バージョンへアップグレードする必要があります:
# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=x11-base/xorg-server-1.11.4-r1' X.Org X Server 1.10.x の全ユーザーは、最新バージョンへアップグレードする必要があります:
# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=x11-base/xorg-server-1.10.6-r1' X.Org X Server 1.9.x は影響を受けません。

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201207-04

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 59896

ファイル名: gentoo_GLSA-201207-04.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

公開日: 2012/7/10

更新日: 2021/1/6

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 8.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:xorg-server, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2012/7/9

参照情報

CVE: CVE-2012-2118

BID: 53150

GLSA: 201207-04