MS12-046:Visual Basic for Applications でのリモートコード実行可能な脆弱性(2707960)

medium Nessus プラグイン ID 59909

概要

Visual Basic for Applications を介して、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモートホストにインストールされている Visual Basic for Applications のバージョンは、安全でないライブラリローディングの脆弱性に影響を受けます。

リモートの攻撃者がこの欠陥を悪用してユーザーを騙し、同じディレクトリに置かれた正当な Microsoft Office ファイルを、悪意を持って細工されたダイナミックリンクライブラリ(DLL)ファイルとして開かせることにより、任意のコードの実行をもたらす可能性があります。

注意:影響を受けた VBE6.DLL のコピーがサードパーティー製アプリケーションによってインストールされた場合は、更新のためにそのアプリケーションのベンダーに連絡する必要があるかもしません。

ソリューション

Microsoft は、Office、Visual Basic for Applications Runtime および SDK 用の一連のパッチをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityAdvisories/2010/2269637

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2012/ms12-046

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 59909

ファイル名: smb_nt_ms12-046.nasl

バージョン: 1.12

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2012/7/11

更新日: 2019/12/4

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.9

現状値: 5.1

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2012-1854

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:office, cpe:/a:microsoft:visual_basic_software_development_kit

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/7/10

脆弱性公開日: 2012/7/10

参照情報

CVE: CVE-2012-1854

BID: 54303

IAVA: 2012-A-0109

MSFT: MS12-046

MSKB: 2553447, 2596744, 2598243, 2598361, 2687626, 2688865