MS12-053:リモートデスクトップのリモートコード実行可能な脆弱性(2723135)

high Nessus プラグイン ID 61528

概要

リモート Windows ホストは、コード実行脆弱性の影響を受けます。

説明

リモート Windows ホストのリモートデスクトッププロトコル(RDP)実装に、任意のリモートコード実行の脆弱性があります。この脆弱性は、削除されたメモリ内のオブジェクトに、RDP がアクセスする方法が原因です。

影響を受けるシステムで RDP が有効になっている場合、認証されていないリモートの攻撃者が、この脆弱性を利用して、特別に細工された RDP パケットをシステムに連続して送信することにより、システムに任意のコードを実行させる可能性があります。

リモートデスクトッププロトコルは、デフォルトでは有効でないことに、注意してください。

ソリューション

Microsoft は、Windows XP 用のパッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://www.securityfocus.com/archive/1/523921/30/0/threaded

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2012/ms12-053

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 61528

ファイル名: smb_nt_ms12-053.nasl

バージョン: 1.12

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2012/8/15

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows, cpe:/o:microsoft:windows_xp

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/8/14

脆弱性公開日: 2012/8/14

参照情報

CVE: CVE-2012-2526

BID: 54935

MSFT: MS12-053

MSKB: 2723135