MS12-056:JScript および VBScript スクリプトエンジンのリモートコード実行可能な脆弱性(2706045)

high Nessus プラグイン ID 61531

概要

インストールされている JScript および VBScript スクリプトエンジンを介して、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

インストールされている Jscript および VBScript スクリプトエンジンのバージョンに、整数オーバーフロー脆弱性が含まれており、スクリプトエンジンが Web ページにあるスクリプトを処理し、コピー操作中にメモリにあるオブジェクトのサイズを計算しようとすると発生する可能性があります。

攻撃者が、影響を受けるシステム上のユーザーを騙して、悪意のある Web サイトを訪問させることで、この問題を悪用し、ユーザーの権限に属している任意のコードを実行する可能性があります。

ソリューション

Microsoft は、64 ビット版の Windows XP、2003、Vista、2008、7、2008 R2 用の一連のパッチをリリースしています。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2012/ms12-056

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 61531

ファイル名: smb_nt_ms12-056.nasl

バージョン: 1.13

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2012/8/15

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/8/14

脆弱性公開日: 2012/8/14

参照情報

CVE: CVE-2012-2523

BID: 54945

IAVA: 2012-A-0130

MSFT: MS12-056

MSKB: 2706045