GLSA-201209-13:libjpeg-turbo:ユーザー支援による任意のコードの実行

medium Nessus プラグイン ID 62342

概要

リモートの Gentoo ホストでは、セキュリティに関連するパッチが少なくとも 1 つ不足しています。

説明

リモートホストは GLSA-201209-13 で説明されている脆弱性の影響を受けます(libjpeg-turbo:ユーザー支援による任意のコードの実行)

jdmarker.c の get_sos() 関数での脆弱性によって、ヒープベースのバッファオーバーフローが引き起こされる可能性があります。
影響:

リモートの攻撃者がユーザーを誘導して、特別に細工された JPEG ファイルを、libjpeg-turbo にリンクされたアプリケーションで開かせることで、アプリケーションを実行しているユーザーの権限で任意のコードを実行したり、サービス拒否を引き起こす可能性があります。
回避策:

現時点で、既知の回避策はありません。

ソリューション

libjpeg-turbo の全ユーザーは、最新バージョンへアップグレードする必要があります:
# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=media-libs/libjpeg-turbo-1.2.1' このライブラリに依存するパッケージを、再コンパイルする必要がある可能性があります。revdep-rebuild などのツールは、これらのパッケージの一部を特定するのに役立つ場合があります。

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201209-13

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 62342

ファイル名: gentoo_GLSA-201209-13.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: local

公開日: 2012/9/27

更新日: 2021/1/6

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:libjpeg-turbo, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/9/26

参照情報

CVE: CVE-2012-2806

BID: 54480

GLSA: 201209-13