MS12-083:IP-HTTPS コンポーネントのセキュリティ機能バイパス可能な脆弱性(2765809)

medium Nessus プラグイン ID 63230

概要

リモート Windows ホストは、セキュリティ機能バイパスの脆弱性による影響を受けます。

説明

IP-HTTPS コンポーネントが証明書を処理する方法により、Windows にセキュリティ機能バイパスの脆弱性が存在します。この脆弱性により、攻撃者が Microsoft DirectAccess 展開で一般的に使用されている IP-HTTPS サーバーに、呼び出された証明書を表示できる場合、セキュリティ機能をバイパスできる可能性があります。この脆弱性を悪用するには、攻撃者は IP-HTTPS サーバー認証用のドメインから発行された証明書を使用する必要があります。

この脆弱性の悪用に成功すると、攻撃者が証明書検証チェックをバイパスできる可能性があります。組織内のシステムにログインするには、システムまたはドメインの認証情報が引き続き必要です。

ソリューション

Microsoft は、Windows 2008 R2 および 2012 用パッチのセットをリリースしています。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2012/ms12-083

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 63230

ファイル名: smb_nt_ms12-083.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2012/12/11

更新日: 2019/12/4

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.5

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5.8

現状値: 4.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2012-2549

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/12/11

脆弱性公開日: 2012/12/11

参照情報

CVE: CVE-2012-2549

BID: 56840

IAVB: 2012-B-0122

MSFT: MS12-083

MSKB: 2765809