CentOS 6:stunnel(CESA-2013:0714)

medium Nessus プラグイン ID 65903

概要

リモートの CentOS ホストにセキュリティ更新がありません。

説明

1 つのセキュリティの課題を修正した更新 stunnel パッケージが、現時点で Red Hat Enterprise Linux 6 に対して利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新のセキュリティ上の影響は中程度であると評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System(CVSS)ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。

stunnel は、SSL(Secure Sockets Layer)のサポートを通常のアプリケーションに提供できるソケットラッパーです。例えば、 imapd と連携して使用し、SSL セキュア IMAP サーバーを作成することができます。

Microsoft NT LAN Manager(NTLM)認証を HTTP CONNECT トンネルメソッドで使用しているときに、整数変換の課題が stunnel で見つかりました。この構成で、stunnel を 64 ビットシステムで SSL クライアントモードで使用すると、中間者攻撃により、あるいはユーザーをだまして、悪意あるプロキシを使用させることにより、攻撃者が stunnel プロセスの権限で任意のコードを実行できました。
(CVE-2013-1762)

stunnel の全ユーザーは、バックポートされたパッチが含まれるこの更新済みパッケージへアップグレードし、この問題を修正する必要があります。

ソリューション

影響を受ける stunnel パッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?bd30840d

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 65903

ファイル名: centos_RHSA-2013-0714.nasl

バージョン: 1.15

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2013/4/10

更新日: 2021/1/4

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.6

現状値: 4.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:H/Au:N/C:P/I:P/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2013-1762

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:centos:centos:stunnel, cpe:/o:centos:centos:6

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/CentOS/release, Host/CentOS/rpm-list

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2013/4/8

脆弱性公開日: 2013/3/8

参照情報

CVE: CVE-2013-1762

BID: 58277

RHSA: 2013:0714