Debian DSA-2661-1:xorg-server - 情報漏洩

low Nessus プラグイン ID 66004

概要

リモート Debian ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

Red Hat の David Airlie 氏と Peter Hutterer 氏は、X.Org X サーバーである xorg-server が、入力処理とデバイスホットプラグに関連する情報漏洩の欠陥に脆弱であることを発見しました。

X サーバーが実行中でフロントにない場合でも(例えば VT スイッチのため)、新しくプラグされる入力デバイスは、X サーバーにより認識され、処理されます。これにより、入力イベントがバックグラウンドのクライアントに実際に送信されます。

これにより、攻撃者が、機密情報も含む X クライアント向けではない一部の入力イベントを、復元する可能性があります。

ソリューション

xorg-server パッケージをアップグレードしてください。

安定版(stable)ディストリビューション(squeeze)では、この問題はバージョン 2:1.7.7-16 で修正されています。

参考資料

https://packages.debian.org/source/squeeze/xorg-server

https://www.debian.org/security/2013/dsa-2661

プラグインの詳細

深刻度: Low

ID: 66004

ファイル名: debian_DSA-2661.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2013/4/18

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.2

CVSS v2

リスクファクター: Low

基本値: 2.1

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:P/I:N/A:N

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:xorg-server, cpe:/o:debian:debian_linux:6.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

パッチ公開日: 2013/4/17

参照情報

CVE: CVE-2013-1940

DSA: 2661