MS13-042:Microsoft Publisher のリモートコード実行可能な脆弱性(2830397)

critical Nessus プラグイン ID 66417

概要

リモートホストにインストールされている Microsoft Office のコンポーネントである Microsoft Publisher は、複数の脆弱性による影響を受けます。

説明

リモートホストにインストールされている Microsoft Office の Publisher コンポーネントは、複数の脆弱性による影響を受けます。

- アプリケーションには、負の値の割り当ての脆弱性があります。(CVE-2013-1316)

- アプリケーションには、整数オーバーフローの脆弱性があります。
(CVE-2013-1317)

- アプリケーションには、破損したインターフェイスポインターの脆弱性があります。(CVE-2013-1318)

- アプリケーションには、戻り値の処理の脆弱性があります。(CVE-2013-1319)

- アプリケーションには、バッファオーバーフローの脆弱性があります。
(CVE-2013-1320)

- アプリケーションには、戻り値の検証の脆弱性があります。(CVE-2013-1321)

- アプリケーションには、無効な範囲チェックの脆弱性があります。(CVE-2013-1322)

- アプリケーションには、不適切な NULL 値の処理の脆弱性があります。(CVE-2013-1323)

- アプリケーションには、署名された整数の脆弱性があります。
(CVE-2013-1327)

- アプリケーションには、ポインター処理の脆弱性があります。
(CVE-2013-1328)

- アプリケーションには、バッファアンダーフローの脆弱性があります。
(CVE-2013-1329)

リモートの攻撃者が、これらを悪用して、ユーザーを騙して、特別に細工された Publisher ファイルを開かせることができた場合、リモートコードの実行が引き起こされる可能性があります。

ソリューション

Microsoft は、Microsoft Publisher 2003 SP3、2007 SP3、2010 SP1 用の一連のパッチをリリースしています。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2013/ms13-042

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 66417

ファイル名: smb_nt_ms13-042.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2013/5/15

更新日: 2019/11/27

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 7.4

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2013-1322

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:office

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2013/5/14

脆弱性公開日: 2013/5/14

参照情報

CVE: CVE-2013-1316, CVE-2013-1317, CVE-2013-1318, CVE-2013-1319, CVE-2013-1320, CVE-2013-1321, CVE-2013-1322, CVE-2013-1323, CVE-2013-1327, CVE-2013-1328, CVE-2013-1329

BID: 59761, 59762, 59763, 59764, 59766, 59767, 58771, 59768, 59769, 59770, 59772

MSFT: MS13-042

MSKB: 2553147, 2597971, 2810047