Debian DSA-2708-1 : fail2ban - サービス拒否

medium Nessus プラグイン ID 66906

概要

リモート Debian ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

Krzysztof Katowicz-Kowalewski 氏は、ログモニタリングおよびシステムである Fail2ban の脆弱性を発見しました。これは、ホストがローカルファイアウォールを使用する指定されたサービスへの接続を回避することにより攻撃に作用する可能性があります。

Fail2ban を使用して Apache ログを監視する際に、ログ解析の不適切な入力検証により、リモートの攻撃者が任意のアドレスで IP ban を発生させて、サービス拒否を引き起こす可能性があります。

ソリューション

fail2ban パッケージをアップグレードしてください。

旧安定版(oldstable)ディストリビューション(squeeze)では、この問題はバージョン 0.8.4-3+squeeze2 で修正されています。

安定版(stable)ディストリビューション(wheezy)では、この問題はバージョン 0.8.6-3wheezy2 で修正されています。

参考資料

https://packages.debian.org/source/squeeze/fail2ban

https://packages.debian.org/source/wheezy/fail2ban

https://www.debian.org/security/2013/dsa-2708

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 66906

ファイル名: debian_DSA-2708.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2013/6/17

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:fail2ban, cpe:/o:debian:debian_linux:6.0, cpe:/o:debian:debian_linux:7.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2013/6/16

参照情報

CVE: CVE-2013-2178

BID: 60467

DSA: 2708