MS13-061:Microsoft Exchange Server のリモートコード実行可能な脆弱性(2876063)

medium Nessus プラグイン ID 69326

概要

リモートメールサーバーに、複数の脆弱性があります。

説明

リモートホストにインストールされている Microsoft Exchange のバージョンは、次の脆弱性による影響を受ける Oracle Outside In ライブラリのバージョンを使用しています。

- 2 つの詳細不明なコード実行の脆弱性が、Outlook Web Access の WebReady Document Viewing 機能に存在します。(CVE-2013-2393、CVE-2013-3776)

- 詳細不明なサービス拒否の脆弱性が、Data Loss Protection 機能にあります。この脆弱性の影響を受けるのは、Exchange 2013 のみです。(CVE-2013-3781)

これらの脆弱性は、ユーザーがブラウザの Outlook Web Access で悪意のある細工されたファイルを表示する場合に、悪用される可能性があります。

ソリューション

Microsoft は、Exchange 2007 SP3、2010 SP2 / SP3、2013 CU2 と CU3 用の一連のパッチをリリースしました。

参考資料

http://www.nessus.org/u?3b00e6f8

http://www.nessus.org/u?f2a3b072

http://www.nessus.org/u?2b287b00

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2013/ms13-061

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 69326

ファイル名: smb_nt_ms13-061.nasl

バージョン: 1.12

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2013/8/14

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows, cpe:/a:microsoft:exchange_server

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2013/8/13

脆弱性公開日: 2013/4/16

参照情報

CVE: CVE-2013-2393, CVE-2013-3776, CVE-2013-3781

BID: 59129, 61232, 61234

MSFT: MS13-061

MSKB: 2866475, 2873746, 2874216