GLSA-201309-18:libvirt:複数の脆弱性

high Nessus プラグイン ID 70130

概要

リモートの Gentoo ホストでは、セキュリティに関連するパッチが少なくとも 1 つ不足しています。

説明

リモートホストは、GLSA-201309-18 で説明されている脆弱性の影響を受けます(libvirt:複数の脆弱性)

rpc/virnetserverclient.c 内の virNetMessageFree() 関数にエラーがあるため、use-after-free を引き起こす可能性があります。さらに、remoteDispatchStoragePoolListAllVolumes コマンドでのソケット漏洩により、ファイル記述子を使い果たしてしまう可能性があります。
影響:

リモートの攻撃者は、RPC 接続中に、特定のエラーを発生させて、メッセージをメッセージキューから削除せずに解放してしまう可能性があるため、任意のコードの実行またはサービス拒否状態をもたらす可能性があります。さらに、リモートの攻撃者は、全プールのボリュームをリストするためのコマンドを繰り返し発行して、サービス拒否状態をもたらす可能性があります。
回避策:

現時点で、既知の回避策はありません。

ソリューション

libvirt の全ユーザーは、最新バージョンへアップグレードする必要があります:
# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=app-emulation/libvirt-1.0.5.1-r3'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201309-18

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 70130

ファイル名: gentoo_GLSA-201309-18.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: local

公開日: 2013/9/26

更新日: 2021/1/6

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:libvirt, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2013/9/25

参照情報

CVE: CVE-2013-0170, CVE-2013-1962

BID: 57578, 59937

GLSA: 201309-18