Debian DSA-2791-1:tryton-client - 入力サニタイズの欠落

high Nessus プラグイン ID 70748

概要

リモート Debian ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

Cedric Krier 氏は、Tryton クライアントが、レポートを処理する際に、サーバーにより供給されるファイル拡張子をサニタイズしていないことを発見しました。結果として、悪意のあるサーバーは、細工されたファイル拡張子でレポートを送信する可能性があるため、クライアントに、クライアントを実行しているユーザーが書き込みアクセス権限を持つ場所に、ローカルファイルを書き込ませることになります。

ソリューション

tryton-client パッケージをアップグレードしてください。

旧安定版(oldstable)ディストリビューション(squeeze)では、この問題はバージョン 1.6.1-1+deb6u1 で修正されています。

安定版(stable)ディストリビューション(wheezy)では、この問題はバージョン 2.2.3-1+deb7u1 で修正されています。

参考資料

https://packages.debian.org/source/squeeze/tryton-client

https://packages.debian.org/source/wheezy/tryton-client

https://www.debian.org/security/2013/dsa-2791

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 70748

ファイル名: debian_DSA-2791.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2013/11/5

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.2

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.8

現状値: 5.8

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:C/A:N

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:tryton-client, cpe:/o:debian:debian_linux:6.0, cpe:/o:debian:debian_linux:7.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2013/11/4

参照情報

CVE: CVE-2013-4510

BID: 63531

DSA: 2791