GLSA-201402-05:Banshee:任意のコード実行

medium Nessus プラグイン ID 72361

概要

リモートの Gentoo ホストでは、セキュリティに関連するパッチが少なくとも 1 つ不足しています。

説明

リモートホストは、GLSA-201402-05 で説明されている脆弱性の影響を受けます(Banshee:任意のコード実行)

Banshee はゼロレングスのディレクトリ名を PATH に配置し、これによって作業ディレクトリからライブラリをロードすることが可能になります。
影響:

ローカルの攻撃者が、Banshee の作業ディレクトリに特別に細工されたライブラリを配置し、プロセスの権限で任意のコードを実行したり、サービス拒否状態を引き起こしたりする可能性があります。
回避策:

現時点で、既知の回避策はありません。

ソリューション

Banshee の全ユーザーは、最新バージョンへアップグレードする必要があります:
# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=media-sound/banshee-1.8.0-r1' 注:これはレガシー GLSA です。影響を受けるすべてのアーキテクチャの更新が、2010 年 11 月 17 日以降に利用可能になっています。使用中のシステムは、もはやこの問題の影響を受けていない可能性が高いです。

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201402-05

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 72361

ファイル名: gentoo_GLSA-201402-05.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: local

公開日: 2014/2/6

更新日: 2021/1/6

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.9

現状値: 5.1

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:banshee, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2014/2/5

参照情報

CVE: CVE-2010-3998

BID: 44752

GLSA: 201402-05