GLSA-201403-05:GNU Emacs:複数の脆弱性

high Nessus プラグイン ID 73127

概要

リモートの Gentoo ホストでは、セキュリティに関連するパッチが少なくとも 1 つ不足しています。

説明

リモートホストは、GLSA-201403-05 で説明されている脆弱性の影響を受けます(GNU Emacs:複数の脆弱性)

複数の脆弱性が GNU Emacs で発見されました:
‘global-ede-mode’ が有効の場合、Emacs の EDE は Project.ede ファイルをプロジェクトディレクトリから自動的にロードします(CVE-2012-0035)。
‘enable-local-variables’’ が ‘:safe’ に設定されていると、Emacs が eval フォームを自動的に処理します(CVE-2012-3479)。
影響:

リモートの攻撃者が、ユーザーを誘導し、特別に細工されたファイルを開かせることにより、プロセスの権限で任意のコードを実行したり、サービス拒否状態を引き起こしたりする可能性があります。
回避策:

現時点で、既知の回避策はありません。

ソリューション

GNU Emacs 24.x の全ユーザーは、最新バージョンにアップグレードする必要があります:
# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=app-editors/emacs-24.1-r1' GNU Emacs 23.x の全ユーザーは、最新バージョンにアップグレードする必要があります:
# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=app-editors/emacs-23.4-r4'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201403-05

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 73127

ファイル名: gentoo_GLSA-201403-05.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

公開日: 2014/3/21

更新日: 2021/1/6

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:emacs, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2014/3/20

参照情報

CVE: CVE-2012-0035, CVE-2012-3479

BID: 51354, 54969

GLSA: 201403-05