MS14-023:Microsoft Office のリモートコードの実行可能な脆弱性(2961037)

high Nessus プラグイン ID 73982

概要

リモートの Windows ホストは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートの Windows ホストは、以下の複数の脆弱性の影響を受けます。

- Windows が .dll ファイルをロードする方法に、細工された .dll ファイルが開かれている Office ファイルと同じディレクトリにある場合にリモートコードの実行を可能にする可能性がある脆弱性が存在します。この脆弱性を悪用して、攻撃者が現在のユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。(中国語簡体字の Office 2007 SP3、Office 2010 SP1/SP2 の Proofing ツール、Office 2013 SP0/SP1 の Proofing ツール)

- リモートの Windows ホストは、Office がリモートネットワークの Office ファイルを開くことに対する応答を処理する方法の脆弱性の影響を受ける可能性があります。攻撃者がこの脆弱性を悪用して、Microsoft オンラインサービスのユーザーを認証するために使用されるアクセストークンを取得する可能性があります。(Office 2013 SP0/SP1)

ソリューション

Microsoft は、Office 2007、2010、2013、2013 RT 用のパッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2014/ms14-023

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 73982

ファイル名: smb_nt_ms14-023.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2014/5/14

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:office

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2014/5/13

脆弱性公開日: 2014/5/13

参照情報

CVE: CVE-2014-1756, CVE-2014-1808

BID: 67274, 67279

IAVB: 2014-B-0058

MSFT: MS14-023

MSKB: 2767772, 2878284, 2878316, 2880463, 2961037