MS14-064:Windows OLEの脆弱性により、リモートコードが実行される可能性があります(3011443)

high Nessus プラグイン ID 79125

概要

リモートのWindowsホストは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートのWindowsホストは、以下の複数の脆弱性の影響を受けます。

- Internet Explorerがメモリ内のオブジェクトへのアクセスを適切に処理していないため、リモートコードが実行される脆弱性があります。リモートの攻撃者は、この脆弱性を悪用して、ユーザーを誘導して特別に細工されたWebサイトをInternet Explorerで閲覧させることで、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードが実行される可能性があります。
(CVE-2014-6332)

- OLEパッケージマネージャーに欠陥があるため、リモートコードが実行される脆弱性があります。リモートの攻撃者は、この脆弱性を悪用して、ユーザーを誘導して特別に細工されたOLEオブジェクトを含むOfficeファイルを開かせることで、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードが実行される可能性があります。 (CVE-2014-6352)

ソリューション

Microsoftは、Windows 2003、Vista、2008、7、2008 R2、8、2012、8.1、2012 R2用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2014/ms14-064

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 79125

ファイル名: smb_nt_ms14-064.nasl

バージョン: 1.16

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2014/11/11

更新日: 2022/3/28

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.8

CVSS v2

リスクファクター: High

Base Score: 9.3

Temporal Score: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2014-6352

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2014/11/11

脆弱性公開日: 2014/10/14

CISA の既知の悪用された脆弱性の期限日: 2022/4/15, 2022/8/25

エクスプロイト可能

CANVAS (CANVAS)

Core Impact

Metasploit (MS14-064 Microsoft Windows OLE Package Manager Code Execution)

参照情報

CVE: CVE-2014-6332, CVE-2014-6352

BID: 70690, 70952

CERT: 158647

MSFT: MS14-064

MSKB: 3006226, 3010788