MS15-005:Network Location Awareness サービスのセキュリティ機能バイパス可能な脆弱性(3022777)

medium Nessus プラグイン ID 80494

概要

リモート Windows ホストは、セキュリティバイパスの脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートホスト上の Network Location Awareness(NLA)サービスは、信頼できるドメインまたは信頼できないネットワークに接続されているかどうかを検証できないことによる、セキュリティバイパスの脆弱性の影響を受けます。このため、システムが信頼できないネットワークに接続されると、安全でないアプリケーションの構成(ファイアウォールポリシーなど)を意図せずに実行する可能性があります。同じネットワーク上の攻撃者が、これを悪用して、ターゲットとなるシステムによって行われた DNS または LDAP リクエストに対する応答をなりすましする可能性があります。

Microsoft は、この脆弱性により影響を受ける場合でも、 Windows 2003 に対する更新をリリースする予定はないことに注意してください。

ソリューション

Microsoft は、Windows Vista、2008、7、 2008 R2、8、2012、8.1 および 2012 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2015/ms15-005

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 80494

ファイル名: smb_nt_ms15-005.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2015/1/13

更新日: 2019/11/25

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.5

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.1

現状値: 4.5

ベクトル: CVSS2#AV:A/AC:L/Au:N/C:N/I:C/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2015-0006

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/1/13

脆弱性公開日: 2015/1/13

参照情報

CVE: CVE-2015-0006

BID: 71930

IAVB: 2015-B-0004

MSFT: MS15-005

MSKB: 3022777