Debian DSA-3149-1:condor - セキュリティ更新

high Nessus プラグイン ID 81129

概要

リモート Debian ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

Red Hat 製品セキュリテ の Florian Weimer 氏により、分散型ワークロード管理システムである condor の問題が発見されました。ジョブの完了時に、ユーザーは任意でメール送信の通知を受けることができます。そのため、ジョブ送信可能な全ての認証済みユーザーは、このメール送信プロセスに使用される mailx 呼び出しにより、condor ユーザーの権限で任意のコードを実行できる可能性があります。

ソリューション

condor パッケージをアップグレードしてください。

安定版(stable)ディストリビューション(wheezy)では、この問題はバージョン 7.8.2~dfsg.1-1+deb7u3 で修正されています。

将来の安定版(stable)ディストリビューション(jessie)と不安定版(unstable)ディストリビューション(sid)では、この問題はバージョン 8.2.3~dfsg.1-6 で修正されています。

参考資料

https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=775276

https://packages.debian.org/source/wheezy/condor

https://www.debian.org/security/2015/dsa-3149

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 81129

ファイル名: debian_DSA-3149.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2015/2/3

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.5

現状値: 4.8

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:S/C:P/I:P/A:P

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:condor, cpe:/o:debian:debian_linux:7.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/2/2

脆弱性公開日: 2020/1/31

参照情報

CVE: CVE-2014-8126

BID: 72019

DSA: 3149