GLSA-201502-07:libevent:ユーザー支援による任意のコードの実行

high Nessus プラグイン ID 81230

概要

リモートの Gentoo ホストでは、セキュリティに関連するパッチが少なくとも 1 つ不足しています。

説明

リモートホストは GLSA-201502-07 で説明されている脆弱性(libevent:ユーザーの支援を受けた任意のコード実行)の影響を受けます

libevent での複数の整数オーバーフローのエラーにより、ヒープベースのバッファオーバーフローを引き起こす可能性があります。
影響:

コンテキスト依存の攻撃者が、libevent にリンクされたアプリケーションに、極端に長い入力を evbuffer に渡させる可能性があり、その結果、プロセスの権限で任意のコードを実行するか、サービス拒否状態を引き起こす可能性があります。
回避策:

現時点で、既知の回避策はありません。

ソリューション

libevent の全ユーザーは、最新バージョンへアップグレードする必要があります:
# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=dev-libs/libevent-2.0.22'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201502-07

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 81230

ファイル名: gentoo_GLSA-201502-07.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

公開日: 2015/2/9

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.5

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 6.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:libevent, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/2/7

参照情報

CVE: CVE-2014-6272

BID: 71971

GLSA: 201502-07