MS15-010:Windows カーネルモードドライバーのりモートコード実行可能な脆弱性(3036220)

high Nessus プラグイン ID 81263

概要

リモートの Windows ホストは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートの Windows ホストに、セキュリティパッチがありません。したがって、次の脆弱性の影響を受けます:

- Windows カーネルモードドライバーに、メモリのオブジェクトの不適切な処理によって発生する、権限昇格の脆弱性が存在します。(CVE-2015-0003、 CVE-2015-0057)

- Cryptography Next Generation カーネルモードドライバーに、なりすましレベルを適切に検証および強制できないことによる、セキュリティ機能バイパスの脆弱性が存在します。(CVE-2015-0010)

- Windows カーネルモードドライバーに、二重解放状態による、権限昇格の脆弱性が存在します。(CVE-2015-0058)

- Windows カーネルモードドライバーに、TrueType フォントが不適切に処理されたときに発生する、リモートコードの実行の脆弱性が存在します。(CVE-2015-0059)

- Windows カーネルモードドライバーに、Windows フォントマッパーがフォントのスケーリングを試みたときに発生する、サービス拒否の脆弱性が存在します。
(CVE-2015-0060)

ソリューション

Microsoft は、Windows 2003、Vista、2008、7、2008 R2、8、2012、8.1、2012 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2015/ms15-010

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 81263

ファイル名: smb_nt_ms15-010.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2015/2/10

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.5

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.2

現状値: 6.3

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2015/2/10

脆弱性公開日: 2015/2/10

エクスプロイト可能

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2015-0003, CVE-2015-0010, CVE-2015-0057, CVE-2015-0058, CVE-2015-0059, CVE-2015-0060

BID: 72457, 72461, 72466, 72468, 72470, 72472

MSFT: MS15-010

MSKB: 3013455, 3023562, 3036220