Debian DSA-3182-1:libssh2 - セキュリティ更新

medium Nessus プラグイン ID 81760

概要

リモート Debian ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

SSH2 クライアントサイドライブラリである libssh2 が、リモートサーバーと新しい SSH セッションについてネゴシエーションするときに、十分な範囲チェックなしに SSH_MSG_KEXINIT パケットを読み取って使用していることを、Mariusz Ziulek が報告しています。
悪意のある攻撃者が本物のサーバーに中間者攻撃を行い、libssh2 ライブラリを使用するクライアントをクラッシュ(サービス拒否)させたり、このプロセスの意図されないメモリ領域を読み取って使用したりするおそれがあります。

ソリューション

libssh2 パッケージをアップグレードしてください。

安定版(stable)ディストリビューション(wheezy)では、この問題はバージョン 1.4.2-1.1+deb7u1 で修正されています。

参考資料

https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=780249

https://packages.debian.org/source/wheezy/libssh2

https://www.debian.org/security/2015/dsa-3182

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 81760

ファイル名: debian_DSA-3182.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2015/3/12

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.8

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:libssh2, cpe:/o:debian:debian_linux:7.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/3/11

参照情報

CVE: CVE-2015-1782

DSA: 3182